L'aquila di Palermo
ラキウラ・ディ・パレルモは、イタリアのパレルモで15世紀から使われた、金細工師と銀細工師の歴史的な検査刻印です。銀の品質を保証するため、1447年にアルフォンソ王のもとで制度化され、翼を下向きに広げた鷲と「RUP」の文字が銀製品に刻まれました。RUPは、パレルモを示すラテン語の頭文字です。
1715年には王家の紋章に合わせて鷲の翼が上向きに変わり、1758年からは金製品や宝飾品にも保証刻印が必要になりました。1826年には製作者、検査者、純度を示すチェレスの頭部という三つの刻印が導入され、古い鷲の印は姿を消します。歴史的中心地区では今も工房が技術を伝え、ロストワックス鋳造、打ち出し、線彫り、粒金細工、フィリグリー、石留めなどを用いています。
考古学博物館A・サリナスとパラッツォ・アバテッリスでは、パレルモの金銀細工に関わる作品を見られます。アルチェス金細工学校では若い職人が熟練者から学び、工房の伝統を受け継いでいます。ひときわ印象に残るのは、細い金属線をより合わせて模様を作るフィリグリーの繊細さです。
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