Genio del Garraffo
ジェニオ・デル・ガッラッフォは、イタリアのパレルモに立つ、1483年制作の彫刻です。ロンバルディア出身の彫刻家ピエトロ・デ・ボニターテが、パレルモの守護者とされる神話的人物を表しました。成熟した男性として表され、ときに蛇を伴うこの像は、街に残る7体のジェニオ像の一つです。
もとは周辺の住民が依頼した大きな噴水の一部でした。1698年に噴水がバロック様式へ置き換えられ、1882年に噴水がマリーナ広場へ移されると、像は小さなエディクラに納められました。建築家パオロ・アマートが1663年に設計した建物には、上部の銘板にローマ数字の日付が残っています。2013年には、像とその周囲が修復されました。
かつて両脇にあった小像は、1980年代に壊されて盗まれ、現在は中央の人物だけが残ります。背後には、ローマ時代の都市守護霊や、さらに古いカルタゴ由来の女神タニトへ続く信仰の層があります。 恒一
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