Cueva de los Canarios
クエバ・デ・ロス・カナリオスは、スペインのエル・コンフィタル山腹に築かれた考古学的な洞窟群です。風雨を受けた岩肌には、人の手で掘られた大きな空間が二つ並び、大小の空洞が二層に広がります。西向きの入口からは午後の光が差し込み、眼下の湾と沖の小島を見渡せます。
この遺跡では、床や壁に開いた穴が、間仕切りや道具、棚を固定した跡として残っています。いくつかの洞窟には、穀物を蓄えた円形の貯蔵穴もあります。周囲の貝塚と石臼用の石を切り出した採石場は、海と限られた耕作に頼った先住民集落の暮らしを伝えます。2009年9月30日の政令で、考古学地区として文化財に指定されました。近年は崩落や占拠が起き、立入制限や地盤調査などの保全措置が必要になっています。岩の床に残る小さな穴が、かつての生活道具を支えた場所を今も示しています。
- 都市
- Las Palmas de Gran Canaria
- コンテンツ更新日
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