St. Raphael
ハイデルベルクのノイエンハイム地区に建つ聖ラファエル教会は、1903年から1905年にかけて築かれたカトリック教会です。イタリアの初期キリスト教バシリカに通じる、ルートヴィヒ・マイヤー設計のネオロマネスク建築を眺められます。黄色味を帯びたれんがの外壁には、ピラスター、付柱、コーニス、丸アーチのフリーズが並びます。ピラミッド形の屋根を載せた塔と、ピサ大聖堂を思わせる盲アーチが東向きの正面を印象づけます。
内部は、翼廊を持たない三廊式バシリカで、幅広い主 nave と五つのヴォールト架間を持つ側廊が続きます。深いラピスラズリ色の天井の下で、1995年からウド・ケルナーのコラージュ「叫びと雲」が内陣を彩っています。北側にはハインリヒ・バイラーの聖人を描くステンドグラスが残り、南側では1954年制作のヴィリー・エーザーによるラファエルとトビト書の物語を見られます。15世紀末のほぼ等身大の聖母像や、18世紀の道端十字架の胴体も置かれています。
1939年の説教壇は四本の柱に支えられ、山上の説教や弟子の派遣を表します。2016年に設置されたオルガンは、二段鍵盤とペダル、32ストップを備えています。五つの鐘のうち、1904年製で約1050キログラムの最大鐘だけが、二度の世界大戦をくぐり抜けました。
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