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Baluard de Santa Llúcia

バルアルト・デ・サンタ・ルシアは、スペインのエイビッサにある旧市街ダルト・ビラの城壁を構成する、ルネサンス期の最大の稜堡です。非対称な平面を持ち、上部には当時の大砲が残されています。高台からは港、エイビッサ湾、そして眼下のサ・ペニャ地区を見渡せます。

この稜堡は、スイス人軍事技師ジョヴァン・ジャコモ・パレアリ・フラティーノが1575年に設計しました。七つの稜堡と厚い城壁は、16世紀にトルコ艦隊や海賊の攻撃へ備えて築かれ、ダルト・ビラの最高部を約10ヘクタールにわたって囲んでいます。城壁の総延長は約1800メートルです。稜堡の一部には、18世紀に火薬と武器の保管庫として建てられたポルボリンがあり、現在は展示会場として使われています。

城壁沿いの通路とトンネルは、サン・ジョアンやサン・ペレなどの稜堡へ続いています。歩みを進めるたび、海を守った砲台、狭い旧市街の道、色鮮やかなサ・ペニャの家並みが異なる角度から現れます。時にはコンサートや文化イベントの舞台にもなる、軍事史と現在の暮らしが交わる場所です。

都市
Eivissa
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