Japanisches Palais
ドレスデンのエルベ川、ノイシュタット側の岸に立つJapanisches Palaisは、バロック建築の姿を見せる宮殿です。1715年に建てられ、1729年から1731年にかけて拡張されました。建築家マテウス・ダニエル・ペッペルマン、ロンジュルーヌ、ド・ボートが設計に関わり、建築彫刻と中国趣味の装飾、日本風の曲線を描く屋根が目を引きます。
アウグスト強王は、日本の磁器コレクションを収める「磁器の宮殿」を思い描きましたが、実際には磁器の展示には使われず、ザクセン図書館として機能しました。その後、王立美術収集室、磁器、古典彫刻、貨幣、選帝侯の図書館などが置かれ、現在は民族学、先史、ゼンケンベルク自然史に関する各博物館が入っています。1945年の空襲で損傷した建物は、1980年代にフランス政府の支援を受けて大部分が修復されました。視線を屋根へ向けると、実現しなかった磁器製の屋根という構想が、建築の細部と重なって見えてきます。
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