Dreikönigenpförtchen
ドライケーニゲンプフェルトヒェンは、ケルンの聖マリア・イム・カピトール教会群に連なる、小さくて少し隠れたゴシック様式の門です。門は、かつて教会の墓地だった静かな中庭リヒホーフとマリエンプラッツを結んでいます。ここは、修道院や聖堂参事会の免税・免除区域が始まる場所で、通り抜けると都市法や税ではなく教会の管轄に入りました。ケルンに数多くあった境界門のうち、現存するのはこの門だけです。
現在の建物は、ヨハネス・ハルデンラートが一四六〇年に建てたもので、ロマネスク様式の前身に代わりました。リヒホーフ側の通路上には、一三一〇年頃の「東方三博士の礼拝」を表す彫刻群があり、現在見える四体は一九八一年の複製です。第二次世界大戦で破壊された後、一九四六年から再建され、原作はシュニュートゲン美術館に保管されています。
この場所は、一一六四年にミラノからケルンへ運ばれた三博士の聖遺物をめぐる伝説とも結びつきます。レギナルド・フォン・ダッセルが聖遺物をこの門から聖マリア・イム・カピトールへ運んだという話は、史実としては確定していません。かつて彫刻を彩った濃い青の背景と金色の星々を思い浮かべると、門の小さな通路に宗教、都市制度、伝説が重なって見えてきます。
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