Centre Martorell d'Exposicions
バルセロナのシウタデリャ公園にあるCentre Martorell d'Exposicionsは、科学展示と新古典主義建築を一度に楽しめる場所です。1882年に開館した、バルセロナとカタルーニャで最初の公共博物館として知られています。建物はアントニ・ロビラ・イ・トリアスが設計し、三つの長方形の棟が対称的に並びます。正面にはモンジュイック石のドーリア式円柱四本と、植物文様に囲まれたバルセロナ市章のレリーフがあります。
フランセスク・マルトレイ・イ・ペニャの寄贈をもとに、自然科学と考古学の博物館として始まりました。1891年に考古学部門が移されると、自然科学、とりわけ地質学の展示が中心になりました。ヨーロッパ各地の化石を含む1万2000点の古生物学コレクションや、1888年の万国博覧会に関わる寄贈品も加わっています。2010年の閉館後には大規模な修復が行われ、2023年12月から、気候危機や生物多様性を扱う企画展の会場として再び使われています。
内部では、開放的な展示空間を囲む高い通路が目を引きます。側棟の壁には柱頭の代わりにヤシの葉を飾った壁柱が並び、窓の支柱には幾何学文様が刻まれています。背面には四本の壁柱と階段があり、公園とボルン地区を結ぶ新しい入口も設けられています。
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