Casa Sayrach
Casa Sayrachは、バルセロナに建つ後期モダニスムの住宅建築です。カタルーニャのアール・ヌーヴォーにあたる様式が、地中海を思わせる曲線や有機的な装飾に表れています。二つの正面が角度を成して交わり、その中央に塔とドームを備えた構成が立ち上がります。
この建物は、医師ミケル・サイラク・イ・カラバッサの依頼で1915年に計画され、1918年に完成しました。公式図面にはガブリエル・ボレル・イ・カルドナが署名しましたが、設計は息子のマヌエル・サイラク・イ・カレラスによるものとされています。1917年にはバルセロナ市議会の建築美術競技で評価され、カタルーニャの国家的重要文化資産に指定されています。隣接するCasa Montserratも、妻への記念としてマヌエルが設計しました。
外観では、丸いアーチの窓、三つ葉形の屋根開口部、石と金属のバルコニーが目を引きます。入口の先には海の波やクラゲを表す漆喰と石の装飾があり、中央ドームは巨大なホタテ貝のように造形されています。階段を囲む大きなアーチは、クジラの骨格を思わせる形を見せます。
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