Barcelona, mural G-333
「Barcelona, mural G-333」は、エドゥアルド・チリーダが1998年に制作した壁画です。作品はバルセロナのラバル地区で、バルセロナ現代美術館、MACBAの正面に設置されています。
チリーダはこの作品で、初めて大規模な陶製壁画に取り組みました。壁画は耐火コンクリートの板に酸化銅を施して仕上げられています。制作はドイツ人陶芸家ハンス・シュピナーのグラースの工房で行われました。板は1300度で焼成され、酸化銅を塗った後、1120度でもう一度焼かれました。
二度の焼成は、黒い色と彫刻に近い表面の質感を生み出しています。作品には、チリーダが探究した空間、形、空白の関係が表れています。太い暗色の線と黒い境界が、後期作品に通じる抽象的な構成をつくります。
チリーダは、MACBAの白い建物と周囲を隔てるコンクリートの壁に注目しました。彼は壁画を地上から約3メートルの高さに置き、建物とラバル地区のつながりを示しました。壁画は高さ591センチメートル、幅1555センチメートルに及びます。MACBAの公共芸術コレクションに属するこの作品は、建築と都市のあいだに立っています。
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