Christus’ Geboortekerk
Christus’ Geboortekerk(キリスト降誕教会)は、ベルギーのアントワープに建つロシア正教会の教区教会です。もとはローマ・カトリック教会のSint-Jozefkerkとして建設され、1868年に初めて聖別されました。建築家エウヘーン・ヒフェは、レンガと黄土色の自然石を用いてネオ・ロマネスク様式の教会を設計しました。
建物は3身廊の十字形平面を持ち、内陣は7面で閉じられています。西側正面には同じ形の2塔が立ち、それぞれ八角形の鐘楼と細い尖塔を備えます。正面中央のバラ窓は、双塔のあいだで目を引く建築要素です。内部のネオ・ロマネスク意匠には、19世紀後半の改装による特徴が多く残ります。
1899年には側面入口が加わり、1901年には敷地を囲む錬鉄製の柵が設けられました。1912年から1913年には、ジュール・ビルマイヤーの設計による長方形の聖具室が増築されました。戦争による損傷後の修復では、ヨス・ヘンドリクスが手がけたステンドグラスが、秘跡と15の神秘を描いています。
2000年以降、この建物はロシア正教会の共同体に使われ、礼拝や文化活動、ロシア宗教音楽の演奏会を受け入れてきました。カトリックの起源とロシア正教の歩みを重ねるこの教会は、アントワープの多層的な歴史を伝えています。
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