Haarlemmerpoort
ハールレマーポートは、アムステルダムからハールレムへ向かう道に立つ、19世紀の新古典主義の城門です。現在の門は、都市の拡大に合わせて西へ移された五代目にあたります。左右対称の外観と、街側、外側の同じ意匠が、古代ギリシャやローマの神殿建築を思わせます。
1840年に完成した建物は、当初、防衛ではなく物品への市税を集める検問所として使われました。税制が変わると、警察施設や消防設備の置き場へ役割を変えています。門の通路にはベンタイム砂岩のコリント式円柱が八本並び、天井にはロゼット装飾が残ります。向かいには1842年、ハールレム行き列車の始発駅が建てられ、周辺は交通の拠点としても発展しました。
1853年には、オランダ初の公共飲料水栓がここに設置されました。ザントフォールト近郊の砂丘から運ばれた水を、一桶一セントで販売していたと伝わります。現在は地上階に飲食店などの空間が入り、上階には住宅が設けられています。
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