Château de Vincennes
シャトー・ド・ヴァンセンヌは、パリ東端のヴァンセンヌに位置し、ヴァンセンヌの森に近い旧王宮兼要塞です。高い城壁と塔、深い堀に囲まれた中庭には、14世紀に築かれた巨大なドンジョンがそびえています。ヨーロッパで最も高い要塞化された中央塔として知られ、その規模を現地で見上げられます。
この場所は1178年、ルイ7世が狩猟地と古代ローマ街道、河川に近い立地を選んで王の居所を置いたことから始まりました。1361年から1369年にかけて、ジャン2世とシャルル5世が王家の避難所となる堅固な要塞へ改築しました。王宮としての時代を経て、18世紀には工場、牢獄、要塞となり、アンリ4世となる人物やマルキ・ド・サドも収監されています。
敷地内のサント・シャペル・ド・ヴァンセンヌは1379年に着工し、1552年に完成したフランボワイヤン・ゴシック建築です。チャペルは1853年、ドンジョンは1913年に歴史的建造物に指定され、軍事施設として使われた時代の痕跡とともに見学できます。
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