Ex Chiesa di Santa Chiara
エクス・キエーザ・ディ・サンタ・キアラは、ヴェネツィアのムラーノ島に残る旧教会と修道院です。1225年頃、聖ニコロ・デッラ・トッレ修道院として記録され、当初はアウグスチノ会士が暮らしていました。14世紀半ばにはベネディクト会の修道女が入り、1439年には教皇エウゲニウス4世の命令で退去させられています。
その後、聖クララ修道会のフランシスコ会修道女が引き継ぎ、16世紀初めに建物を修復しました。1519年にはアクイレイア総大司教マリーノ・グリマーニが再奉献し、祭壇にはチーマ・ダ・コネリアーノの《オレンジの聖母》が置かれていました。1810年、ナポレオンの宗教令によって教会と修道院が閉鎖され、1826年にはガラス工場へ変わります。フランスから職人を招いたため、「フランス人のガラス工場」と呼ばれました。
現在は「ガラスの大聖堂」として、ムラーノガラスの実演、作品を見られる展示室、バーを備えています。修復された内部には、神話や音楽を描いたフレスコ画の天井と、モチェニーゴ家の邸宅の遺構が残ります。かつての宗教空間と工場の記憶が、ガラスの炎を囲んで同じ屋根の下に重なっています。
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