Metzgerturm
メッツガートゥルムは、ドイツ南部のウルムでドナウ川沿いに立つ中世の塔です。1340年頃、都市防衛施設の一部として築かれた方形の煉瓦造りで、尖頭アーチの門と急勾配の寄棟屋根を備えています。高さは約36メートルあり、北西へ約2.05メートル、角度にして3.3度傾いています。
この傾きには、囚われた肉屋が一隅に集まったという伝説があります。実際には、川側を古い城壁、街側を木製の梁で支えた基礎が原因だと構造技術者は考えています。ドナウ川の水位が下がると木材が腐り、塔を支える地盤が沈みました。1911年にコンクリート基礎が加えられ、西向きの傾斜は大きく抑えられました。1480年の城壁再建後、塔は防衛線の後方に残り、1930年になって城壁に通路が開かれました。かつての市営屠殺場、メッツィヒとのつながりは、都市の仕事と交易の歴史を伝えています。屋根には、ウルムの歴史的建築物から集めた瓦が使われています。
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