Metzgerturm
メッツガートゥルム(Metzgerturm, DONAU 3 FM)は、ドイツ南部のウルムに立つ中世の煉瓦造りの塔です。約36メートルの四角い塔には、尖頭アーチの門と張り出した円形アーチが見られます。1340年頃、ドナウ川沿いの都市防衛施設の一部として建てられました。防衛施設から市営屠殺場、メッツィヒへ通じる役割を担いました。
塔は北西へ約2.05メートル、角度にして約3.3度傾いています。傾斜の原因は、ドナウ川側の古い城壁と市街側の木製基礎という異なる土台にあります。ドナウ川の水位が下がると木材が空気に触れ、腐食して地盤が沈みました。1911年にコンクリートの基礎が加えられ、その後の傾きは大きく緩やかになりました。
傾斜を囚われた肉屋の仕業とする伝説も、ウルムに伝わっています。屋根には、ウルムの歴史的な建物から集められた古い瓦が使われています。近くで見上げると、異なる建物の瓦がひとつの屋根に集まる様子が目に残ります。
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