Chiesa di San Tommaso
イタリアにあるサン・トンマーゾ教会は、十八世紀にさかのぼる構造を残した、コンパクトな建築です。外観を眺めると、身廊と屋根のまとまりが、都市計画の変更を受けた形を伝えています。
一八九七年、建築家カルロ・チェッピは、新しい街路構成に合わせて身廊を短くしました。その改修によって、細長かった内部は、より中央に重心を置く空間へ変わりました。正面の高さや開口部のリズムも変わり、建物全体が集中的な印象を見せます。第二次世界大戦中の空襲では、屋根と内部の造作が軽く損傷し、隣接する司祭館も被害を受けました。
近くで見るなら、短くなった身廊が屋根の輪郭と窓の間隔に生む変化に注目してください。十八世紀の起源、十九世紀の都市改造、戦争の痕跡が、その小さな輪郭に重なっています。
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