Chiesa di San Dalmazzo
イタリアにあるChiesa di San Dalmazzoでは、三廊式バシリカの中央身廊を長いヴォールトが覆います。ルネサンス期の面影を残すファサードに対し、内部には後世の改修とネオゴシックの意匠が重なります。およそ1000年頃から続く教会の痕跡として、古い洗礼盤と柱の一部が残っています。
見どころの中心は、エンリコ・レッフォとその工房が金地に施した蜜蝋画です。中央身廊と翼廊には、悔悛者、寡婦、聖女、預言者、修道士たちの行列が描かれています。側廊の八つの壁龕には礼拝堂が並び、古い洗礼堂ではフランチェスコ・ゴニンの洗礼図、奥ではジョヴァンニ・アントニオ・モリネーリの「埋葬」が見られます。カッラーラ大理石の説教壇、主祭壇上のチボリウム、自然主義的な柱頭も、異なる時代をつないでいます。
隣接する旧バルナバ会修道院は、この場所の宗教的な歩みを伝えます。1942年と1943年の空襲による損傷は修復され、1959年の修復を記す銘板が入口付近に残ります。古い洗礼盤と、金地に浮かぶ蝋画の人物群を見比べると、千年を超える時間の重なりが伝わります。
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