Basilica di Maria Ausiliatrice
イタリアのヴァルドッコ地区に立つ、バロック様式のバシリカ・ディ・マリア・アウジリアトリーチェです。古典的で端正なネオ・パッラーディオ様式の正面が、通りから大きなドームへ視線を導きます。ドームの頂には、カミッロ・ボッジョが1867年に制作した聖母像が立っています。
ドン・ボスコは1865年から1868年にかけて、アントニオ・スペーツィアの設計で建設を始めました。建物は1935年から1938年に拡張され、内部には多色大理石で仕上げた単廊式の身廊が広がります。ドームにはジュゼッペ・ロッリーニによる聖母の栄光のフレスコ画があり、高祭壇には1868年のトンマーゾ・ロレンツォーネ作「扶助者聖母」が掲げられています。
ここにはドン・ボスコ、マリア・ドメニカ・マッツァレッロ、ドメニコ・サヴィオをはじめ、サレジオ会に関わる人々の遺骸が安置されています。カーサ・ピナルディとヴァルドッコで始まった活動の記憶も、この空間に結びついています。最後に外の聖母像とドームのフレスコ画を見比べると、石と色が上下で呼応する構成に気づけます。
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