Église protestante Sainte-Aurélie
Église protestante Sainte-Aurélieは、十二世紀に始まった教会建築と、幾世代もの音楽の歴史を伝えています。中心となるのは、アンドレ・ジルバーマンが一七一八年に設置したオルガンです。ジルバーマンは、力強いルター派の会衆歌を支えるため、豊かで厚みのある響きをこの楽器に与えました。
教会は十八世紀に崩壊の危険から建て直され、オルガンも時代ごとに改変と修復を重ねました。クロモルンの音色や、詩編九十八編の言葉を掲げるルター派風の中央装飾が、楽器の姿に特徴を加えています。アルベルト・シュヴァイツァーは一九三六年、このオルガンでバッハ作品を録音しました。楽器は一九五〇年代に幅広いレパートリーへ対応する大改修を受けても、固有の音色を保ちました。二〇一五年に完了した修復は、バロック期に近い響きと外観を取り戻すことを目指しました。細身のフランス式オルガンとは異なる正面が、木材と金色の装飾、そして力強い音楽の記憶を一つに結びます。ここでは教会建築とオルガンが、歌声を支えた共同体の歴史を具体的に示しています。
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