Real Alcázar de Sevilla
レアル・アルカサル・デ・セビリアは、スペイン南部セビリアの大聖堂とインディアス総合古文書館に近接する王宮複合施設です。十世紀初頭のイスラム時代の要塞を起点とし、城壁や塔を備えた防御施設として築かれました。現在の中庭、庭園、宮殿には、イスラム、ムデハル、ゴシック、ルネサンスの様式が重なっています。車椅子で利用できる場所として整備されています。
十一世紀にはアッバード朝がアル・ムバラク宮殿を加え、十二世紀にはムワッヒド朝が複数の中庭宮殿を広げました。1248年のセビリア征服後、カスティーリャ王家が施設を受け継ぎ、アルフォンソ十世はゴシック様式の宮殿を建設しました。1360年代にはペドロ一世がムデハル様式の宮殿を築き、壮大な正面、乙女たちの中庭、ドーム天井の大使の間を残しています。
入口のプエルタ・デル・レオンでは、門上のタイルに描かれたライオンが目を引きます。そこから続く獅子の中庭には、三つのアーチを持つムワッヒド朝の防御壁が残っています。正義の間には木造天井と中央の噴水があり、漆喰の中庭には水盤と精巧なアーチ装飾が広がります。彩色タイルには幾何学模様、アラベスク、動物、天使、植物の意匠が見られ、千年以上の歴史を目の前でたどれます。
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