Saeima
サエイマは、ラトビアの議会が置かれている、リガ旧市街の歴史的な建物です。建物は十九世紀に、リヴォニア貴族団の議会堂として建設されました。ロベルト・プフルークとヤーニス・バウマニスが設計を手がけ、ネオ・ルネサンス様式と折衷的な装飾を組み合わせています。正面には、ラトビアの叙事伝説に登場する英雄ラーチプレーシスの像があります。
この建物は火災を経て、エイゼンス・ラウベの設計で再建されました。内部には大理石の階段、玄関ホール、国会の本会議場、かつて中庭を覆って造られた投票室があります。建物は人民評議会、憲法制定議会、ソビエト期の最高会議など、ラトビアの政治機関の場所として使われてきました。ラトビアの憲法を起草した憲法制定議会も、この建物で最後の会議を開きました。
サエイマは一院制の議会として、ラトビアの法律を審議し、政治の中心を担っています。向かいには聖ヤコブ大聖堂が立ち、周辺にはリガの歴史的な都市景観が広がっています。建物の名称は、集会や評議会を意味するポーランド語の「セイム」に由来します。サエイマは、帝政、独立、占領、主権回復というラトビアの歴史を、建築と用途の変化に刻んでいます。
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