Emerenz Meier
エメレンツ・マイヤーは、ドイツのパッサウ、ドナウ川の近くに立つ青銅製の胸像です。彫刻家クリスティーネ・ワーグナーが2008年に制作し、バイエルンの民衆詩人エメレンツ・マイヤーを顕彰しています。胸像は高さ約80センチで、バイエルン産の花崗岩を使った高さ1.2メートルの台座に載っています。全体の高さは約2メートルに達し、周囲を歩きながら四方から眺められます。
胸像は、フリルの付いた襟の高い長袖ブラウスと、裾の広がった胴衣を身につけた女性を表しています。大きく見開いた目、丸い耳飾り、頭を覆うスカーフが顔立ちを印象づけ、左腕は体の前で曲げられています。1874年から1928年まで生きたマイヤーは、農家と宿屋を営む家に生まれ、農村の暮らしや社会的不公正を扱う詩や物語を書きました。パッサウで芸術家の宿を開く試みの後、1906年に家族とシカゴへ移住してからも、ドイツ語の新聞で執筆を続けています。
西を向く姿は、船でアメリカへ渡った彼女の旅を示し、背後のバイエルンの森とのつながりを花崗岩の台座が保ちます。近くの旧宿屋「ツム・コッペンイェーガー」では、彼女が20世紀初頭に女主人として働きました。付近のドイツ語と英語の案内板には、詩と生涯の紹介が記されています。
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