Tempio Munito Fortezza Mistica
パレルモの歴史地区に立つテンピオ・ムニート・フォルテッツァ・ミスティカは、建築家ジュゼッペ・スパトリザーノが設計した建物です。左右対称の構成とトラバーチン大理石の正面が、戦間期の合理主義建築を印象づけます。入口には「Tempio Munito Fortezza Mistica」という銘文が刻まれています。
1936年の設計競技を経て建てられ、1939年に、戦争で負傷した人々の記念施設と集会所として開かれました。内部の聖域では、第一次世界大戦で亡くなった金メダル受章者や戦場の地名が、青銅文字で大理石の柱に刻まれています。アントニオ・ジュゼッペ・サンターガタの二つのフレスコ画は、戦闘前の待機と戦闘そのものを描きます。中央にはブロンズの十字架が置かれ、カルソ地方の石造祭壇では奉納ランプが灯り続けています。
サーロ・ラ・ベッラに捧げられた集会室にも、サンターガタの大きなフレスコ画があります。左側にはイゾンツォ川岸で攻撃に備える歩兵、右側には帝国を征服した軍団兵が描かれ、その上で勝利の女神を二人の剣を持つ天使が囲みます。使われなくなった一部の翼には、スパトリザーノが手がけた家具も残されています。
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