Mariakirken
マリア教会(Mariakirken)は、オスロの中世都市跡に広がるミッデルアルダーパルケンで、教会の基礎を見学できる史跡です。最初は11世紀半ばごろの小さな木造教会でしたが、12世紀には石造りへ建て替えられました。現在見える石の輪郭から、かつての建物の規模と配置をたどれます。
13世紀にはゴシック様式の内陣が加わり、14世紀の大改築ではレンガ造りの身廊、二つの西塔、十字形の大きな内陣が整えられました。王室礼拝堂として政治的にも重要で、ハーコン5世と王妃エウフェミア・フォン・リューゲンが葬られた場所でもあります。1523年、オスロを攻撃したスウェーデン軍による火災で焼け、1542年に取り壊されました。
1867年以降の発掘では、石造教会だけでなく古い木造建築の痕跡も見つかっています。周囲にはクレメンス教会の遺構や旧王宮跡も残り、地下の考古学的な層を守るため新しい建設が制限されています。目の前の石積みは、何度もの増改築と火災を経た中世オスロの断片です。
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