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Dicker Turm

ディッカー・トゥルム(Dicker Turm)は、ドイツのオクセンフルトに残る歴史的な市壁の一角に立つ塔です。南西の角に位置し、十四世紀から築かれた城壁や堀、城門とともに、中世以来の都市防衛の姿を伝えています。オクセンフルトには一二五〇年以上の歴史があり、旧市街を囲む要塞施設もよく保存されています。

一七一二年に建てられたこの建物は、城壁沿いに砲撃を加えるための砲台塔として機能しました。隣接するニコラウストゥルムを守る役割も担い、七年戦争の時代には実際の防衛拠点となっています。壁面には、その時期の砲撃による痕跡が今も見られます。

内部では階段が深いアーチ形の地下室へ続き、かつて火薬や弾薬を保管する火薬庫として使われました。厚い壁は攻撃や爆発への備えとなり、戦時中には監獄としても利用されています。入口付近には、看守が囚人へ食事を渡すために使った回転式の装置の痕跡が残っています。隣のニコラウストゥルムや近くのプルヴァートゥルムと歩けば、塔々が形づくるオクセンフルトの城壁景観をたどれます。

都市
Ochsenfurt
コンテンツ更新日

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