Tête carrée
ニース中心部に立つテット・カレは、現代美術と建築を組み合わせた高さ30メートルの巨大な彫刻です。人間の胸像を思わせる淡い灰色のアルミニウム製の構造に、14メートル四方の立方体が載っています。口元で切り取られた頭部から立方体が突き出す姿は、通りからも強い印象を残します。
この構想は、1996年にニース市が中央図書館の設計を募った建築コンペから生まれました。建築家イヴ・バヤールとフランシス・シャピュが、芸術家サシャ・ソスノの作品に着想を得て提案し、計画が選ばれました。立方体の内部には、ルイ・ニュセラ図書館の管理部門が入る7階建てのオフィスがあります。表面には一辺4ミリメートルの小さな正方形の穴が並び、近くの近現代美術館の大理石に合う、つや消しの薄い灰色を生み出しています。
内部は一般公開されていませんが、夜になると照明が点灯し、行事に合わせて色が変わります。昼間は建物として働き、夜は光をまとって、ニースの街並みに浮かび上がります。
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