Chapelle du Tsarevich
シャペル・デュ・ツァレヴィチは、フランスのニースに建つロシア正教の礼拝堂です。1865年にニースで亡くなった、ロシア皇帝アレクサンドル2世の長男ニコライ・アレクサンドロヴィチを記念して建てられました。建築家ダヴィド・イワノヴィチ・グリムが設計し、1867年から1868年にかけてビザンティン様式で建設されました。礼拝堂は、皇太子が暮らしたヴィラ・ベルモンの部屋があった場所に建っています。
皇太子ニコライは、1865年4月24日に結核性髄膜炎で亡くなりました。父アレクサンドル2世はその死を悼み、邸宅を購入して記念礼拝堂の建設を命じました。礎石は1867年3月2日に置かれ、礼拝堂は1868年3月25日に新皇太子アレクサンドルの立ち会いで奉献されました。内部には画家レオニード・ピアノフスキーによる作品があり、隣にはロシア正教の聖ニコラス大聖堂が立っています。シャペル・デュ・ツァレヴィチは1987年に歴史的建造物として指定され、ニースとロシア帝室の結びつきを伝えています。
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