Museo degli Strumenti Musicali
ミラノのスフォルツェスコ城、その歴史ある城壁の中に、Museo degli Strumenti Musicaliがあります。1958年にクレーマ出身の名匠ナターレ・ガッリーニのコレクションをもとに始まり、現在は700点を超える楽器を収蔵しています。五つの展示室、34号室から38号室までを歩くと、15世紀から20世紀にわたる音楽の歴史をたどれます。
弦楽器、撥弦楽器、管楽器、鍵盤楽器が並び、ヨーロッパだけでなく、アフリカ、中国、日本、オーストラリアの楽器にも出会えます。2000年にアントニオ・モンツィーノから寄贈されたコレクションには、バロック期の弓奏楽器や弦楽器が含まれ、ハープギターと、ギターを二つのマンドリンが挟む展示も目を引きます。48点のマンドリンの中では、1759年にジュゼッペとカルロ・フィクセルが手がけたミラノ製の作品が、構造と音色への工夫を伝えています。
1650年頃のアンドレア・グァルネリ作とされるクレモナのヴァイオリン、1662年のジョヴァンニ・グランチーノによるヴィオラも見どころです。さらに、1722年のアンチウーティ作の象牙製オーボエと、ブレッサンのテナーリコーダーが、素材と技術の違いを静かに示しています。
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