St. Markus
ザンクト・マルクスは、オーストリアのリンツ、グリュンベルク地区にあるローマ・カトリック教会です。1979年に着工し、1981年に献堂された現代建築で、白い粗い漆喰壁とフラットな屋根が周囲の景観をつくります。教会、教区ホール、司祭館は、円形の閉じた中庭を囲むように配置されています。バート・レオンフェルデン方面へ向かう道路沿いで、入口の曲面壁が中庭の形に呼応しています。
祭壇の上には六角形の構造体があり、その上に銅板張りの塔状ランタンと十字架が載っています。外壁に設けられた窓は北東側と北西側の丸窓で、緑色の窓枠と両開き扉が外観の色彩を引き締めます。内部では、斜めに向いた礼拝空間を三本の丸柱が支え、祭壇は一段高く設けられています。暗い木材の屋根組、石張りの祭壇、灰色のカーペット、半円形の座席が、親密な空間を形づくります。
内装と芸術作品には、エーリヒ・ヴルツ、ヨーゼフ・フィシュナラー、ロベルト・ヒンメルバウアー、アントン・ラインターラーが関わりました。2007年以降は、コンサートや朗読会、演劇公演も開かれています。グリュンベルクの丘では、毎年山上ミサも行われます。
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