Mura di Como
Mura di Comoは、イタリア北部のコモを囲んだ古代の城壁です。最初の城壁は、ユリウス・カエサルが紀元前1世紀にノヴム・コムムを築いた時代に造られました。ローマ時代の壁は高さ約10メートル、厚さ約2メートルに達し、四方に延びていました。城壁には胸壁や塔が並び、四つの主要な門から都市へ入れました。
1127年、ミラノとの戦争に敗れたコモでは、ローマ時代の城壁が破壊されました。その後、皇帝フリードリヒ・バルバロッサが1158年から1192年にかけて防衛施設を再建し、堀やバラデッロ城も整えました。13世紀にはルスカ家が城壁を湖岸まで延ばし、円塔を持つカステッロ・デッラ・トッレ・ロトンダを築いています。ヴィスコンティ家はその周囲をさらに囲み、ヴィスコンティ城塞を形成しました。
16世紀にはバスティオンと堀が加わり、門はポルタ・ポルテッロ、ポルタ・トッレ、ポルタ・サラの三つに絞られました。1783年に堀は埋められ、並木道へ姿を変えています。現在も西側を中心に壁の一部、塔、門が残り、ローマ時代から近代までの変化を一続きにたどれます。
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