St. Aposteln
聖使徒大聖堂(St. Aposteln)は、ケルン中心部の活気あるノイマルクト近くに建つ、十二のロマネスク教会の一つです。厚い壁、丸いアーチ、中央身廊と側廊からなるバシリカ式の構成が、重厚な空間をつくります。東側には三つの後陣が連なるクローバー形の内陣があり、西側には高さ約67メートルの単独塔がそびえています。
この場所は、ケルンがコロニア・クラウディア・アラ・アグリッピネンシウムと呼ばれたローマ時代から、街道沿いの重要な地点でした。教会の起源は9世紀にさかのぼり、10世紀には修道院が置かれ、11世紀には大規模な建築が進められました。現在の身廊と西側の翼廊には、初期の壁の一部が残っています。宗教改革と第二次世界大戦の被害を経た後、ロマネスクの特徴を保ちながら修復されました。
いまも礼拝の場であり、ラテン語の盛式ミサやグレゴリオ聖歌、演奏会、展覧会が開かれています。三つの後陣がつくるクローバー形の輪郭は、街なかで見上げても忘れにくい細部です。
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