Chapelle Saint-Roch
フランス、アルプ=マリティーム県のカンヌにあるサン・ロック礼拝堂は、14世紀に建てられた教会建築です。歴史地区ル・シュケに連なる宗教施設の一つとして、カンヌの古い街並みを形づくってきました。長く礼拝の場として使われ、南フランスの信徒兄弟団である悔悛者たちの活動とも結びついています。
内部には木製の聖ロクス像があり、疫病や病気の際に祈りを捧げる聖人への信仰を伝えています。19世紀には地元の病院と司教の間で礼拝堂に関する協議が行われ、20世紀初頭の地方紙にも登場しました。近くを通る鉄道の計画もこの建物と関連して論じられ、都市の発展との接点を示しています。
現在は宗教施設として使われず、ジャン・ピゴッツィの現代アフリカ美術コレクションを収める美術館空間へと転用されています。ファサードと構造は保たれ、入口はサン・ディジエ通りに面しています。古い礼拝堂の中で、木製の聖ロクス像と現代美術が時代を越えて向き合います。
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