Sankt Anna
アウクスブルク中心部に立つザンクト・アンナは、1321年にカルメル会が建てた中世の福音ルーテル派教会です。内部では、初期ゴシックからルネサンス、バロックまで、時代の異なる建築と美術を一度に見渡せます。北側の金細工師礼拝堂には、キリスト受難伝と最後の審判を描いたゴシック様式のフレスコ画が残ります。十六世紀初頭のフッガー礼拝堂は、ドイツ最古のルネサンス建築の例とされる空間です。
フッガー礼拝堂には大理石の床、ステンドグラス、聖歌隊席、キリストの哀悼を表す彫刻群があります。1518年にはマルティン・ルターがここに滞在し、宗教改革へ向かうアウクスブルクの緊張を間近で映しました。天井を覆うバロックとロココの漆喰装飾やフレスコ画は、十七世紀の改修によるものです。教会内のルターシュティーゲ博物館では、ルターが滞在した部屋で宗教改革の歴史に触れられます。
回廊には中世後期から古典主義時代までの記念碑と墓石が並びます。かつて墓地だったルター宮は、ベンチと噴水を備えた静かな中庭として残っています。1999年には、カトリック教会と福音ルーテル教会の代表が、義認の教理に関する共同宣言へ署名しました。
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- Augsburg
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